2024年6月28日(金)に定例会(オンライン)を開催しました。以下は復習にお役立てください。シーズン1からのアーカイブ視聴ご希望の方は、ぜひサロンメンバーにご入会ください。
直近相場動向
- 日経平均は5月と傾向は変わらず、やはり38000円から39500円の狭いレンジで推移。
- ニューヨーク市場はNASDAQが史上最高値を更新。ハイテク株の牽引、特にエヌビディアの上昇が目立った。
- エヌビディアはマイクロソフトを抜いて時価総額一位に。株価はここ5年で15倍ほどに上昇した。
経済指標の見方と考察
- 6月28日は午前8時台に日本の経済指標がいくつか発表された。主なものは、東京都の有効求人倍率、失業率、消費者物価指数、鉱工業生産指数。SBI証券では市場予想と結果を「マーケット」から見ることができる。
- 有効求人倍率は1を近年は超えており、求人数が求職数を上回る状況が続いている。しかし、このデータはあくまでハローワークのデータが元になっており、民間の職業紹介所のデータが含まれない。そのため、人手不足という印象と若干異なる。
- 消費者物価指数は経済政策の重要な指標となる。年金の支給額はこの指数が計算式に反映されている。国民年金支給額は減少傾向にあったが物価高の影響で令和6年度は前年比で増額された。
- 鉱工業生産指数は増加したが、トヨタの生産停止が解除された影響が大きかった。
次回の定例会は第3金曜日に戻り、7月19日20時より開催します。また、前日の18日(木)には「マネササイズ!的 プチ起業講座」を19時半よりオンライン開催します。起業講座はサロンメンバーでなくても参加できますので、ご希望の方は案内ページをご覧ください。