10月20日(金)に定例会を開催しました。以下は復習にお役立てください。シーズン1からのアーカイブ視聴ご希望の方は、ぜひサロンメンバーにご入会ください。
直近相場動向
- 日経平均もNYダウ平均も9月中旬で高値をつけた後下落トレンドに入っています。
- TOPIXは2023年に入ってから月ベースで8月まで連続上昇が続いていましたが、9月は下落となりました。
- 10月6日に起きた中東イスラエルで起きた大規模テロ事件によって、地政学的リスクが高まり、金価格が上昇、原油価格も上昇しています。
- 米10年国債利回りが2007年以来16年ぶりに一時5%に達しました。早期利上げ打ち止め期待はやや遠のいています。
外貨預金の利率急上昇ニュースの向き合い方
- 三井住友銀行は9月25日から米ドル建ての個人の定期預金の金利(預入期間6カ月と1年)を、現在の年0.01%から5.3%に一気に引き上げました。
- ネット銀行ではすでに5%以上の外貨預金金利が実現しており、そちらに貯蓄が流れていることから、メガバンクとしても外貨残を増やすべく追随したと考えられます。
- 外貨預金の高金利だけに目を奪われると、大きなリスクを見落としがちです。特に重要なのは、預金保護の対象ではないため、預入金融機関が破綻した場合は1円も戻らないことがあり得ます。
次回の定例会は1週間繰り下げで第4金曜日、11月24日20時より開催です。