大規模通信障害は時々起きています。私たちの多くはスマホに依存した生活を送っているため、障害が起きると電話ができない、決済ができないなど、一気にいろいろな問題が噴出します。今回はもしものための対策や行動を整理しました。
もしもの時に備えておくもの
Wifiスポットの確認
地域には無料で使えるWifiスポットを設置してあるところがあります。キャリアは関係ありません。ドコモでもauでもソフトバンクでもOKです。普段からどこにあるか確認しておきましょう。
<主なWifiスポット>
- 県庁、市役所などの公共施設
- ファミリーマート
- ローソン
- スターバックス
- タリーズコーヒー
- ドトールコーヒー
- 上島珈琲店
- PRONTO
- 銀座ルノアール
- コメダ珈琲
- WIRED CAFE
- マクドナルド
- モスバーガー
- ロッテリア
※セブンイレブンはサービス終了しています。
固定電話を引いておく
先日のauの大規模通信障害では119や110がつながらない問題が起きました。自宅に固定電話を引いておくのも大事です。スマホのみに通信手段を頼ってしまうと、陸の孤島のようになってしまう場合があります。インターネットも宅内回線を引いておきましょう。
少しの現金を持っておく
キャッシュレス決済が普及して、あらゆる局面で使われるようになってきましたが、先日の大規模宮新障害ではタクシー代がキャッシュレスで払えなかったという問題が起きました。
現金は今でもほとんどの場所で利用可能です。普段はキャッシュレスをバンバン使うべきだと考えますが、もしものために現金も少額持っておきましょう。1000円か2000円程度をバックや普段の持ち物に忍ばせておくのが個人的なお勧めです。
通信障害に限らず、財布をうっかり忘れた場合にも緊急的に活用できるためです。
ただ、大量の現金を持ち歩くのは安全上のリスクを伴いますのでやめましょう。
本を一冊忍ばせておく
普段からスマホで動画を見たり、ネット閲覧をしているため、外出先で突然通信を絶たれると強烈な不安感や不便さに伴う怒りが湧いてくるかもしれません。
通信キャリアのショップに怒鳴り込んでも、まず解決にはならないでしょう。緊急時は心に余裕を持つことが大事です。
本を一冊持ち歩きましょう。もちろん漫画でも良いです。イライラしたら(またはイライラしないように)、本を開いて、喧騒にが自然と過ぎていくのを大きな心で待ちましょう。
本を読め、というよりも心の余裕が大事だってことだね!
減災の心構えをする
大きな通信障害は数年に一度起きています。これは私たちが防げるものではありません。
自然災害もそうですが、どうしても起きてしますものはあります。そこで、完全に災害に遭わないように備える考え方よりも、災害が起きた時に被害を最小限にする気持ちを持ちましょう。
本日あげたいくつかの対策は減災の考え方になります。
完全防御は諦めて、ダメージを最小限にしよう!