2022年10月20日はかんない金融倶楽部の定例会でした。共有した主な内容を簡単に整理します。
直近相場動向
- 日経平均はここ1ヶ月小動きで、三角持ち合いのような動きでした。テクニカル的にはこの後小動きが続いた後、どちらかに大きく動くことが予想されます。
- 米長期金利が4%を突破しながら、ダウ平均は強い動きとなっています。
- 為替レートは円安が続いており、一時150円台をつけ、年初から35円の円安、1990年以来32年ぶりの円安水準となりました。
- 外貨預金の金利が急上昇しています。住信SBI証券は、キャンペーン金利で1年ものが4%で提供されています。
社会動向
- 日本航空(JAL)は国際線の旅客を対象にした2022年12月~23年1月発券分の燃油サーチャージを引き下げると発表しました。原油価格はピークアウトしており、遅れて消費者価格に反映されるでしょう。
- 9月の企業物価指数は前年同月比で9.7%上昇し、消費者物価指数も3%上昇が見込まれます。
インボイス義務化まで1年
- 2023年10月からインボイス制度がスタートします。中小事業者や個人事業主は免税事業者のままか、課税事業者になるかの選択が迫られています。
- 適格請求書発行事業者からの仕入れでないと、仕入れ税額控除が将来的に完全にできなくなります。
- 免税事業者のままでいること、適格事業者になることのメリットやデメリットを正しく理解することが大事です。
なお、過去分を含めた全ての動画アーカイブをサロンメンバー(有料)に公開しています。
次回の定例会は11月18日(金)開催予定です。
*共有内容は個人の感想です。ご自身の行動は自己責任でお願いします。